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無限に広がるフィールドを旅する。私達が暮らしている水の国に棲む魚と対峙する。気の遠くなる回数のキャストの末に出会える1尾。そのために膨大な時間と労力、情熱や明確なコンセプトやエッセンスを注ぎ込むことで一つのルアーが生まれます。しかしその源泉はほんの一瞬のひらめきでしかないのです。アンレ−ズのルアーは四季のフィールドの中で過ごすことによって生まれるインスピレーションから始まっています。小さな渓流や荒波に揉まれた船上、あるいはブッシュの先にある泥質の湖底から小さな種やかけらを探し出し、それらを紡ぎ、切り抜き、張り合わせ、組み立てる。そんな作業の果てに一つのルアーを作りだすことが可能になるのです。私達のベクトルは水のような柔軟性に富んだ考えを持ち、釣りという遊びの本質を見い出しそれを蓄積、自らの内なる快楽の質を追求するという強い姿勢と価値観が支えているのです。絶望的かつ空想的、時に無意味とも言えるデスクワークの先に広がっているのもまたフィールドです。机よりは遥かに広い大地。ここから生まれる絶対的なフォルムやフィーリングは何ものにも替え難いものなのです。答はここでしか見つけることはできない。そう考えながらその小さなひらめきとかけらを探す旅が今日も続いているのです。
アンレーズ・チーフデザイナー 飯田 重祐
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