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HOME > BLOG > Salt item > ブルービジョン110Hでのメジロ実釣レポート

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沼田純一

 

少し前になりますが、日頃フィールドテストをお願いしている大阪の大宅さんと、間も無く発売となるブルービジョンを持って彼のホームフィールドである潮岬にメジロ狙いに出掛けてきました。

既にご紹介している通りブルービジョンは、青物をターゲットとしたショアキャスティングロッドで、ミノーやトップウォータープラグの使用を前提としたBVGS-110Hと、ショアジギングを前提としたBVGS-96XHの2本のラインナップです。

プラッギングの名手である大宅さんにはブルービジョンの企画段階より、BVGS-110Hの開発に協力してもらってきました。彼からの要望は、持ち重り感の軽減と、十分なリフティングパワーを備えたブランクデザインの2点。

ブルービジョンのブランクは高弾性カーボンと中弾性カーボーンを適所に採用することで、軽快な使用感と、ターゲットを浮かせるためのトルクを発揮するブランクに仕上げています。もちろん、キャスティングロッドの使命でもある優れたキャスタビリティは比較的軽量なミノープラグでも柔軟なティップにて対応。また、使用されるリールやルアーを含めたトータルバランスを考慮した上で、グリップデザインを決定。単なるカタログスペックではなく、フィールドで実際にロッドが軽いと感じられるように仕上げることで、千載一遇のチャンスを信じ長時間ロッドを振り続けるロックショアアングラーのニーズに答えます。

さて、当日は朝一で一級ポイントの“オオクラ”に渡船。目の前を川の様に流れる激流に期待は高まります。

間も無くしてBVGS-110Hが大きな弧を描き絞り込まれます。しかしながらその引きに青物のスピード感はありません。残念ながらこれはサメのようです。普段ならラインを切るところですが、ロッドのパワーを魚?を相手に確かめるにはちょうど良いタイミングなので寄せてみることに。
強い流れと1mを裕に超えるハンマーヘッドにロッドは限界に近いカーブを描きます。少しずつですが確実に距離は縮まり、ようやく足元に浮かせることに成功。少し柔らかめの印象を受けるブランクからは想像できないリフティングパワーを証明できました。

日が昇るにつれ辺りは一面サメのヒレだらけに…。余りの多さにルアーを引けない始末です。早々に港に引き上げ地磯に向かいます。少々厳しいアプローチの末、降り立った磯は、沖に良い潮目があり時折ベイトのセリが見えます。

急いでタックルをセット。大宅さんは水絡みの良さと汎用性の高さから13cmクラスのシンキングミノーを多用します。それに、レジン製のシンキングポッパー、小型のジグミノーなどをフォローとして使用します。
ティップセクションが滑らかなベントカーブを描くBVGS-110Hはこれら比較的ウエイトの軽いプラグでもストレス無くキャスト可能です。もちろんオフショア用トップウォータープラグも振りぬける幅広いキャストレンジを備えています。

次第に潮目が近づき、リトリーブするミノーの後ろを良いサイズのメジロがチェイス。直ぐに潮上にキャストし、トゥイッチで誘いを掛けると狙い通りのヒットです。強引なファイトで手前の沈み根をかわし一気に水面に浮かせ無事ランディング。先ほどサメとのファイトを見た後なのでロッドにはまだまだ余裕が感じられましたが、キャッチしたメジロは5kg超でした。

その後、一回り小さいメジロがヒット。今度はギャフを使用せずに抜き上げて見ます。正直なところ恐さがありましたが、一段低い足場に無事抜き上げ成功です。それでも4.8kgありました。

BVGS-110Hはシャープなキャスト性能と、意のままにルアーをコントロールするために、青物用というよりヒラ用とも感じられる柔らかいティップ設計ですが、そのリフティングパワーは紛れも無い青物用ロッドとしてのポテンシャルを備えています。今回の釣行はそれを確信づけるものとなりました。

なお、ブルービジョンBVGS-110Hは7月発売の予定です。磯を舞台とするアングラーのみなさん、どうぞお楽しみに。