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沼田純一 Archive

photo1b.jpg ショアスロー専用ジグ「スローブラットキャスト」に2017年新色が加わります。
ただいま実釣テストを行っているところですが、一足早くラインナップをご紹介していきましょう。

 

photo2b.jpg

今回新たに加わる予定の3色はこちらです。
左からゼブラオレンジ(グローベース)、シルエットパープル、ゼブラレッドゴールド(ストライプレッド)です。
それぞれのカラーについて狙いと特徴を書いていきたいと思います。

 

【ゼブラオレンジ(グローベース)】
グローをベースとして、オレンジのストライプを入れたカラーです。
既存のゼブラ系カラーがストライプ部分をグローにしているのに対して、ゼブラオレンジではグローが基調です。
裏面はフルグローとなります。夜光色はその性質からナイトゲームでの使用のみを考えがちですが、実際に釣りをしてみると日中にも特効的な釣れ方を見せることがある色の1つです。
一般にベイトフィッシュが確認できる状況下では反射系のカラーをチョイスすることが多いのですが、どうしても反応が得られない時にグローベースを投入してバイトを得ることができたという経験は少なくありません(これは青物狙いでも同じです。すでにリリースされているバーチカルのスロージギングにおけるゼブラオレンジは時に反射系カラーを凌ぐ釣果を得られることもあるほどです)。
このことからベイトの種類に左右されることなく、ルアーローテーションのバリエーションを増やすことができるカラーと考えています。

【シルエットパープル】
このカラーのヒントとなっているのは、2006年にリリースしていたヘキサーというジグにラインナップされていたマスキングブラックです。
反射系をベースにしながらも、フリンジを中心にダーク系で覆って(マスキング)しまう色です。
狙いは純粋な反射系では反応がシビアな時に、シルエットとのコンビネーションであえて反射を抑えた色に反応させることです。
これはスローブラットキャストで実際にテストをしてみると、青物にも効果的であることが分かりました。
また、経験上サワラやタチウオといった歯の鋭いターゲットは色にうるさいイメージがありますが、これらの魚に対しても効果的です。デイ、ナイト問わず活躍するカラーです。

【ゼブラレッドゴールド(ストライプレッド)】
このカラーはゴールドをベースに、ストライプ部分をレッドで構成したカラーです。
赤色はある程度の水深下では黒色と同様のシルエットとなります。
アピールの強いゴールドと、色味を持ちにくいレッドの組み合わせはメリハリの効いたカラーリングといえます。
実際に釣りをしてみると多彩なターゲットに有効であることが分かります。
ロックフィッシュはもとより、アジやタチウオといったターゲットを狙う際にも偏った反応を見せることがありました。
ベイトフィッシュの補食イメージというよりはどちらかというと甲殻類を補食しているターゲットに対して有効なイメージですが、今後濁り潮なども含めてテストすることで、そんなイメージは変わるかもしれません。

 

いかがでしたでしょうか?今回の新色は2017年のリリースを予定しています。
テスト結果については随時本ブログやフェイスブックなどを通してご紹介する予定です。
いずれのカラーもローテーションの一端をなすカラーになると考えています。

今回はショアスローで使用しているロッドやジグ以外のタックルについて書いていきたいと思います。まずはライン。私が使用しているメインラインはバリバス・アバニジギング10×10 マックスパワーPE(以下ジギング10×10)と、アバニショアキャスター10×10 マックスパワー(以下ショアキャスター)の2種類です。

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いずれのラインも通常のPEラインにくらべて1.3-1.5倍の引張強度を持つマックスパワー原糸で組まれたラインです。表面のコーティングとも相まってキャスト時にスプール内でライン同士が緩衝しにくく遠投にも有利です。
そしてもう1つ、ショアスローでこのラインを使う理由が10m×10色というカラーリングです。ピッチを落として狙いのゾーンをコンパクトに攻めることができるショアスローは、高い再現性を備えた釣りです。ターゲットからの反応があった場所へ再度アプローチする際に、このカラーリングが効果を発揮します。何mのところで反応があったかを瞬時に把握できるからです。
逆にいうと、ジグまでの距離とカウントダウンによるレンジを知っておかないと手返しが悪くなってしまうのです。

セレクトする号数は、初めての場所で何が釣れるか分からない場合は1.5号をチョイスします。
30.40.60gといったレギュラーウエイトを扱うことが多いショアガンエボルブ991、992、993では1.5号を中心に上は2号、下は1号までの範囲で釣りをすることが多いです。フォールで喰わせる場面が多いショアスローではできるだけ細糸を使ったほうがジグ本来のフォール姿勢を引き出しやすくなるため、渋くなればなるほど細糸が有利になります。
また、スーパーライトクラスとなる20g以下のジグを扱うことが多いショアガンエボルブ990には、0.8号もしくは0.6号といった号数をセレクトすることが多いです。
なお、リールへの巻き量はレギュラーウエイトを扱う場合で300m、スーパーライトの場合で200mとしています。フルキャストしたところでのタカ切れがあってもゲームが続行できる長さです。

リールは上記のラインを収めることができるサイズをセレクト。ギア比に関してはできるだけ高いものを使っています。これはジグの移動距離をコントロールする際に、自由度が大きくなることと、魚を掛けた後にできるだけ早く寄せることができるためです。
加えて、ショアスローでは横から受ける風にいかに対応するかが大切です。これはラインスラックのコントロールともいえるのですが、短い距離でジグをアピールするには常にジグの存在をティップで感じていることが重要になります。その際にも余分なラインスラックを手早く回収できることが有利に働きます。正面もしくは背後から風を受ける立ち位置を選べれば良いのですが、必ずしもそれができるとは限りません。そのためにも幅広いフィールドコンディションに対応できるタックルが欠かせません。

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リーダーに関してはフロロリーダーをヒトヒロとり、キャスト時には結束部分をガイドに巻き込まないようにすることが多いです。 ちなみに結束方法はFGノット。強度はメインラインの号数×20倍のポンド数を基本として、その前後1ランクまでを使います。具体的には1.5号のメインラインであれば20倍の30lb.を中心に、その前後となる25lb〜40lb.をセレクトするようにしています。

 

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リーダーとジグの接続にはデコイ・GPリングを使っています。このソリッドリングはラインとの結束部分を凸形状とすることで、そこに接続する他のリング等との緩衝を避けられるリングです。

通常は♯4を使い、スーパーライトクラスでは♯3をセレクトします。ジグはこのGPリングにスプリットリングを介して接続します。シンプルな接続とすることでフックがリング類に絡むことを防ぎ、同時にジグの自然なフォールアクションを引き出しやすくする狙いです。

 

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スローブラットキャストに標準装備されているフックは30g以上のモデルで、フロントにデコイ・ツインパイク♯1、リアにはデコイ・ショートパイク♯1。20g以下のモデルにはフロントにデコイ・ライトゲームツイン(20g=♯2、15g=♯4、10g=♯6)、リアにはライトゲームツインに採用されているフックをショートパイク様に加工したオリジナルモデルです。このフックシステムでおおよそのフィールドをカバーすることができます。

しかしながら、顎が強い魚を狙う場合や、大型のターゲットの可能性がある場合には太軸フックに換装する場合もあります。そこで使うのがZetZ&デコイのコラボフックであるヘビーアシストフックです。
ほかには前後のフックが抱かない範囲で号数アップすることも同じ効果が得られます。

ここからはいままでのゲームで顔を見せてくれたターゲットと、その際に使用していたタックルを記してみました。ゲームの参考にしてみてください。

 

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ハガツオ>
ショアガンエボルブSFSGS-993SS ステラSW5000XG
ジギング10×10 2号 ショックリーダーフロロ40lb. 
スローブラットキャストスリム60g ヘビーアシストフック♯1

 

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アカハタ>
ショアガンエボルブSFSGS-992SS ステラSW4000XG 
ジギング10×10 1.5号 ショックリーダーフロロ30lb.  
スローブラットキャストスリム40g ヘビーアシストフック♯1

 

5_007.jpg

ブリ>
ショアガンエボルブSFSGS-991SS ステラSW4000XG 
ジギング10×10 1.5号 ショックリーダーフロロ30lb.  
スローブラットキャストスリム30g ツインパイク/ショートパイク(標準装備)♯1

 

5_008.jpg

マゴチ>
ショアガンエボルブSFSGS-990SS ステラ3000HGM 
ショアキャスター0.6号 ショックリーダーフロロ16lb.  
スローブラットキャストスリム20g ライトゲームツイン(標準装備)♯2

 

2016_05_12_1.jpg今回はショアスロー専用ジグについて詳しく書いていきたいと思います。

 

スローブラットキャストシリーズでは上の写真のように3種類のジグをラインナップしています。
フォールスピードが速い順に左から「ワイド」「スリム」「オーバル」となるのはvol.3(http://www.palms.co.jp/blog/2016/04/3201644.php)にてご紹介した通りです。

まず、初めてのフィールドで投入することが多いのはスリムです。
これはフォールスピードが中間に位置することと、ほぼ水平姿勢を保ったままの沈下姿勢は、ショアスローにおけるベースとなるためです。
スリムの全ウエイトをまとめて計測した場合の平均フォール速度は約80cm/1sec。
これを頭に入れて、フィールドのおおよその地形を把握します。

・ フルキャストしてカウントダウン

・ どの位置にカケ上がりが存在するかを調べる

・ ボトムコンタクトから底質を予想する

・ 左右方向の地形の変化

このようにしてまずは自分が釣っている地形を知ることからゲームをスタートしています。
これ以外にも潮流の変化などもジグを投入することで見えてきます。
この段階で魚からのコンタクトがあればいうことなし。
反応やバイトが出たレンジ、距離に絞り込んで釣りを進めます。

ただ、多くの場合はそんなに簡単ではないですね。
ロッドを持ち替え、ジグのアクションの大きさやピッチを変化させても反応がない場合は、タイプの異なるジグに交換します。
ワイドもしくはオーバルへのチェンジですが、釣り始めでは手早く探る意味もあってワイドをチョイスすることが多いです。
その後も同様に各レンジをチェックしていきますが、ここまででかなりのヒントが得られるはずです。ベイトの有無、本命に限らずフィッシュイーターの存在などです。

ここまでくればおおよそのターゲットを想定してレンジを絞り込み、反応の良いタイプのジグを使って、最適なカラーを探り当てる流れです。

ちなみにフルキャストした先でも水深2〜3mといった、遠浅のフィールドでもショアスローは可能です。
このようなフィールドではピッチが速くなりがちなので、水中のイメージが掴めるまではオーバルで確実にフォールを把握するのも有効です。
ただ、ダイレクトにパワーが伝わりやすいので、リアフックがリーダーを取るトラブルを避けるように心がけてください。
ワイドであればこのようなトラブルは少なくなります。

 

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ベイトフィッシュが確認できる場合や、上空の鳥の様子からベイトが確実に入っていると判断した時には、時間帯に限らずリアルカラーから入ることが多いです。

具体的にはクリアマグマ、もしくはゼブラグローです。
ゼブラグローについては万能カラーと捉えていて、状況を探る際にも出番が多いです。
ちなみにカラーローテーションの際にはベースカラーを対照的に変えるようにしています。
シルバー、ゴールド、レッドといった具合です。
これにグローの有無といった感じで絞り、最終的に背中の色をアジャストすると効率が良く感じます

ちなみにベイトっ気がない場合には、ゴールドベースで探ることが多いです。
このゴールド系、補食対象が甲殻類と思われる状況にも対応するため、根魚、フラット、マダイなど多彩なターゲットに効く色の1つです。
なおレッドベースは深いレンジではシルエットで見せるイメージです。
時に根魚やタチウオ、当歳の回遊魚などに特効となることがあるので、ボックスには必ず入れている色の1つです。

 

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