
フィールドギャラリー 5th. 旬のシーラ シイラゲーム in 相模湾
2007年07月28日(土)

弊社主催の一般参加型イベント"フィールドギャラリー"。今回は相模湾シイラを思いきり堪能していただけるよう日程も吟味してシーズン真っ只中の好 条件を狙っての開催だ。幸い、当日は晴天無風のまさにシイラ日和。条件さへ良ければ良い釣果が期待できるだけに今日の天候に参加者全員が期待に溢れてい た。
出船前のアンケートでは参加者の大半がキャスティングについてレクチャーを希望されていた。出船前に先ずは港でキャスティング講習。事故を回避するためのキャスト法を中心にデモンストレーションを実施した。
可能な限り高い位置でロッドを捌き、テイクバックを少なくすることにより危険が軽減できるのでそのコツを短時間ではあるが個々に体験していただいた。
キャスティング実習の後はいよいよ出船。大型の船は凪の海を心地よく疾走し沖を目指した。天候に恵まれたおかげでさざ波ひとつ無い海面からフラツキシイラの引き波を多く確認することができた。
このフラツキの引き波を立てているシイラを狙う際、ルアーのアクションも重要だが、それ以上に重要なのはキャストの正確さだ。シイラの進行方向を見極めたキャストでシイラの1〜2m目前にルアーが着水すれば高い確率でヒットに持ち込める。
案の定、キャストの精度の高かった吉田氏に開始早々のファーストヒット。全長110cmの幸先の良いスタートを切った。皆の興奮も高まってキャストをす
る中、次のヒットもまた吉田氏。連続でヒットさせたのはキャスティング精度の重要性を実証したことになる。
その後は、潮目を流し、静かな海だったことでシイラも見つけやすく数名が次々にヒット!賑やかで楽しい船中となった。
後半は南風が吹き始め水面が荒れ、潮目がはっきりしない状況と変わってしまった。こうなると午前中のように安易にはシイラを見つけられない。鳥の動き、漂流物を頼りにシイラを探すパターンとなった。
船を速めに流しながらミヨシに立った参加者自らインストラクターのアドバイスの元、目を凝らしシイラを見つけなければならない。シイラの泳層も深くなっ
たようで発見し辛い状況だ。ようやく見つけてもミヨシからキャストしたルアーではタイミングが合わずトモからオオドモでキャストしている参加者にヒットし
ていた。
今回は、釣り座を時間でローテーションしてポジションによる狙い方の違いも体験していただいた。ミヨシに立つことの役目、状況によってはトモやオオドモが優位になることなども理解していただけたと思う。
また、ローテーションでミヨシに立たれた方にパームスコーラルスターを使って貰いそのパフォーマンスを感じ取っていただいた。状況に合わせたシステマティックなバランスタックルの優位性も分かって貰えたはずだ。
結果は、村山氏の全長131cmを筆頭に船中8本(内メーターオーバー5本)、バラシ5〜6本、ラインブレーク1本のまずまずの釣果を残し港に戻った。
さて、今回は参加者に今回釣り上げるシイラの目標サイズを出船前に申告してもらった。申告サイズと釣った魚との全長に誤差が少ないほど上位になるというゲームだ。
帰港し、タックルを片付けた後、お楽しみ表彰式?となった。誤差の少ない順に3名までが入賞。131cmを釣り上げた村山氏は申告サイズが小さかったため船中最大魚ながら入賞ならず...
申告サイズ115cmで釣り上げた魚が113cm,その差なんと2cmという植田さんが見事第1位で賞品のコーラルスターを掴みました。
皆さんのご協力の元、参加者全員にケガもなく好条件で楽しい釣りができたことに感謝します。本イベントへのご参加、ありがとうございました。
次回のフィールドギャラリーも一層楽しんでいただけるように企画しますのでどうぞお楽しみに。
協賛/庄治郎丸(本イベントの協力及び賞品の無料乗船券)
出船前にキャスティングの講習。事故防止をメーンにしたキャスティング法の説明だ!



シイラゲームスタート!!

さぁ、いよいよ出船。

開始早々吉田さんにヒット!

シイラの強烈な引きに耐えながら頑張る駒井さん。

丁寧に寄せる植田さん。

見事ネットインのはずが…。

ノットをマスターする井上さん。

船上でのスイカは格別のうまさ。

後半戦を前にQ&A。

試投用に用意したコーラルスター。
キャッチしたシイラのオンパレード(全てリリース)

ファーストヒットは吉田さんの110cm

連続ヒット!113cmでサイズアップ

村山さんは本日最大の131cm

なんと3匹目!

「小さいな〜」と梶川さん

仲良くGet?の駒井さん、123cm

上田さんもついにキャッチ!

植田さんバラシは何本?
参加の皆さま、お疲れさまでした!
