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HOME > BLOG > 沼田純一 > ショアスロー専用オーバル開発1/沼田純一

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今回取り上げるアイテムは、ショアスロー専用ジグであるスローブラットキャストシリーズのニューアイテム「オーバル」です。 アウトラインはこちら。

150714_1.jpg150714_2.jpgアイが付く側のボディ形状は波形とし、全体としては緩いV字形状となっています。
このジグが狙うのは、既に発売となっているスローブラットキャストシリーズの中でも、圧倒的なスローフォールを実現すること。
形状だけでなく、ジグ本体のマテリアルも、比重の小さい素材をテストしている段階です。
そのため、スロブラキャストファミリーの中ではシルエットが大きくなります。


150714_3.jpg150714_4.jpg150714_5.jpg実釣によるテストシーンはSALTWORLD8月号に掲載がありますので、是非ご一読を。

このスロブラキャストオーバルは、スローなテンポでジグを巻き上げてくると同時に、フォールも緩やかなスピードでバイトを誘発するイメージ。
シェイプの効果とマテリアルの効果によって、1投でそのスローフォールを実感できるレベルです。フォールの際の姿勢自体は安定した横向きとなり、回転することなくフラッシングを発揮しながら落ちていきます。
また、テンションフォール時にもフラッシングを引き出しやすくなる点もオーバルならでは。

このジグが登場することで、フォールスピードの順番はオーバル→スリム→ワイドとなります。
加えてフォールアクションも、レベルフォールのオーバル、スリムに対して、やや尻下がりとなるWとなり、この違いによっても対象魚の反応を探ることが可能になります。
とはいえ、ショアスローではスローなフォールが必ずしもバイトを誘う条件でないことが面白いところ。
時にはスローに巻き上げて、一気にスピーディにフォールさせることがバイトに結び付くことがあるためです。
このあたりはターゲットの活性や状況次第になります。

150714_6.jpg150714_7.jpg先日のテストではロックフィッシュを中心にテストを行いました。
ロッドワークに対するレスポンスやフォールに移る際の安定度は問題なし。

ちなみに画像のフックはデコイ/タイプRを使っていますが、この太軸をセットしてもコントロールは軽快です。
標準装備フックはSやWと同様のツインパイク+ショートパイク♯1を予定しています。

スローブラットキャストファミリーでは「万能」を求めたものはありません。
それは1つの形状ではすべてのシチュエーションを攻略することができないためです。
今回のオーバルにおいても飛距離はある程度犠牲にしています。
また、リトリーブスピードを上げると、回転したがるのもこのフラットなボディ形状ゆえの挙動(とはいえ高速リトリーブは喰わせる際には使わないため、直接的なマイナス要因にならないので問題ないのですが....)といえます。

これらの要素を差し引いてもオーバルが活躍するシーンは確実に存在します。
それは先述のスローフォール以外にも、低比重マテリアルならではのレンジキープ力の高さにも現れます。
ごく遠浅のサーフなどでは30gでもせわしないロッドワークが必要になりますが、オーバルではもう1テンポの喰わせの間を作り出すことが容易になるのもその効果です。

 

 

oval_movie.jpg